先日書店にて開催していた、中古レコード・CDセールを再訪。
購入を迷ったレコードを購入しました。
「カラヤン=ベルリン・フィル・フェスティヴァル」と見たことのない帯の付いたグラモフォンLPだったので購入。面白いアングルなので、ジャケット写真は来日公演?か何かの写真ではないでしょうか?LPも来日記念盤とかでしょうか?
*録音年等のデータが不詳ですが、恐らく60年代のベートーヴェン交響曲全集からの分売でしょう。
○ベートーヴェン:序曲集
60年代後半にまとめて録音された序曲集からの1枚。CD2枚組でも発売されていると思いますが、ジャケットが「捕らえられるエグモント」という絵画で存在感があるので購入。
○ベートーヴェン:戦争交響曲「ウェリントンの勝利」・マーチ集
カラヤン指揮ベルリン・フィル/ベルリン・フィル管楽アンサンブル
ベートーヴェンの音楽としてはどうしようもないくらいのレベルの作品ですが、特典盤ということと、会戦を描いたジャケットに惹かれて購入。
ベルリン・フィルの管楽奏者によるアンサンブルで、ベートーヴェンのマーチ集数曲が収録されています。
ベートーヴェン交響曲全集とかの購入特典盤だったのでしょうか?
以上、カラヤンとベルリン・フィルのLPばっかり入手してしまいました。どれもCDでも発売されているもので、入手困難な録音ではありませんが、私にとってクラシック音楽をきき始めた同時期に亡くなってしまった指揮者で、彼のディスクを買うのは憧れであり、喜びでした(CD1枚を買うこと自体がイベントでした)
LP時代のジャケットは同じデザインのCDよりも存在感や重みがあります。CD時代になり、長時間収録の関係もあり、再発売時には次々とカップリングが変わり、ジャケット写真も同じようなカラヤンのポートレートがメインとなり、どれも同じようなデザインで味気なくなったと思います(オリジナルのジャケット写真や、カップリング曲を知ることができるようになり実感しました)
時代的にはCDとLPの同時販売(CDが発売された80年代は、並行販売がされていたそうです)が終わった頃でしたが、店頭にはまだ、新品のLPレコードも並んでいました。まだ、珍しい曲は輸入LPでしかきけない作品もありました。
こういったLPを眺めていると、初めに音楽をきき始めた頃の気持ちを思い返すことができました。