中古レコード購入記録メモの投稿となります。地元の中古CD、レコードを専門的に取り扱う店やBOOK OFFなどでポツポツと入手したもので、希少盤の紹介ではなく、私のやりくりができる金額内で購入したレコードです。
〇ホルスト:組曲「惑星」 (グラモフォン 28MG 0183)
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

「今更」と思われる方も多いレコードです。カラヤンが1981年に再録音をしたホルストの「惑星」、ウィーン・フィルと1961年に録音したレコードはこの曲を広く知らしめたと云われますが、このレコードはデジタル時代登場の幕開けのように登場しました。
発売当時は同時販売となったCDと共に高音質で大音響から微細な音まできけるデジタル録音を象徴・代表する録音・楽曲としての存在だったそうおです(ちなみにカラヤンのデジタル初録音はワーグナーの「パルジファル」、ほぼ同時期にはモーツァルトの「魔笛」にも取り組んでおり、70歳を超えても精力的なカラヤンの活動力と当時のレコード会社の資金力に驚きます!)
もちろん自分もこのディスクはクラシック音楽きき始めの頃、最初の10枚以内くらいに購入したような。オーケストラ音響の威力と機能美に驚いたことを思い出します。後にウィーン・フィルとの録音もききましたが、こちらはそれほど印象に残っていませせん。どちらもCDラックにはありますが、手に取ることはなくなりました。
前にも書いたと思いますがカラヤンのジャケットデザイン・センスが素晴らしいのでLPレコード・サイズで見るとより魅力的です。帯付きで美品、もちろん安価でしたので購入。最近カラヤンの1980年代のレコードが少しずつ高騰しているようですので入手できるときに手に入れるようにしています。
〇J.S.バッハ:トッカータBWV.911/パルティータ第2番/イギリス組曲第2番
(グラモフォン MG1249)
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ

《アルゲリッチ、バッハを弾く》のタイトルのレコード。もちろんCDでも入手可能ですが、ジャケットの若いアルゲリッチの笑顔が素敵です(笑)もちろんCDサイズよりも大きいのでバランスの良いデザインという「見た目」重視で&アルゲリッチのバッハは未聴のため購入しました。
アルゲリッチのバッハはこの録音しか知りませんが、他の作品は手がけていないのでしょうか?マイスキーとのチェロ・ソナタ集はありますが、ピアノ(チェンバロ)協奏曲とか。それにしても彼女のバッハ、非常に興味があります。
〇チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
(東芝EMI EAC-60028)
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン/パリ管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

再びカラヤンです。多くの方もご存知かと思いますが、「無冠の名曲名盤」という不名誉な呼ばれ方をされる録音です。
当時、帝王カラヤン、テクニック抜群のワイセンベルクがピアノ・コンチェルトを代表する名曲を録音したレコードだったので名曲名演の定番となる見込みで発売されたはずですが、評論家たちの扱いは冷淡で、名演選でも取り上げられることもなく現在に至っています。
先日ラフマニノフの第3楽章をきいて驚きました!ムード音楽的に流れてしまう演奏でもそれなりにきこえてしまう完成度の作品ですが・・・この演奏は毅然としてシンフォニック!こういったラフマニノフをききたかった!というものでした。偶然レコードを目にしたので購入しました。
〇モーツァルト:歌劇「バスティアンとバスティエンヌ」K.50(46b) (全曲)
テイチクKUX-3020
バスティアン(テノール):クラーエス・H・アーンショー/バスティエンヌ(ソプラノ):エディット・マティス/コラ(バス):ワルター・ベリー
指揮・チェンバロ:レオポルド・ハーガー/ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団

1768年、モーツァルト12歳で作曲した1幕のジングシュピール(歌芝居)です。昔から全曲をきいてみたいと思っていましたが(序曲など抜粋でしかきいたことがありませんでした)音盤が少なく、古楽器演奏が盛んになり、バロック音楽から古典派音楽も様々な作品がきけるようになってきていますが、モーツァルトの初期オペラはまだ未知なる領域といえます―アーノンクールもこの前後の「ラ・フィンタ・センプリーチェ」K.51(46a)、「ポントの王ミトリダーテ」K.87(74a)は録音していますが、このオペラはスルーしています・・・。
このレコードは、モーツァルトの主要な初期オペラを録音しているレオポルド・ハーガーによる1976年録音のものです。モーツァルト生誕250年(2006年)の「レコード芸術」にも代表盤として登場していますが、いまだに新録音の登場はありません。
しかし、歌手もエディット・マティス、ヴァルター・ベリーなど実力者なので期待できそうです。また対訳付きで盤面、ジャケットも経年劣化が極小、帯付きなのもGOOD。
〇清水 脩:合唱組曲「山に祈る」/智恵子抄より「或る夜のこころ」/智恵子抄巻末のうた六首 (東芝EMI TA-60038)
指揮:清水 脩/東京フィルハーモニー交響楽団/二期会合唱団/東京リーダーターフェル他

「山に祈る」は中学生の時に、恩師にして音楽教師(以前投稿した、私の人生において大きな影響を与えていただいた方)が、授業の一環として地元の山を登るという1泊2日の行事(その年は穂高常念岳)の直前にきかせてくれた合唱曲です
昔の記憶になりますが、「登山の直前にこんな曲きかせるとは!!」と思いました。内容は山岳登山で遭難した若者が死の直前まで綴った手記が基になっています。
作曲の経過は、続発する山岳遭難の啓発活動の一環として、遭難者の手記をまとめた「山に祈る」という冊子を作製したそうです(作成したのは長野県警というのも後から知りました)そして、あのダークダックスに音楽をつけるように依頼され、完成した作品がこの合唱組曲になったそうです。
中学生の時にきいた演奏がこの自作自演レコードか分りませんので、きいてみたいと思います。他には若杉弘さんのディスクがあったと思います。
また、作曲者清水脩氏自身による作品解説が詳細です。またその山岳遭難者の足取りが地図でリアルに掲載され、登山専門用語の注釈も付いています。
この作品を、中学登山の思い出と共にこのブログに登場させたいと考えていました。レコード入手もできたので、いつか投稿をしたいと思います。
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弦楽四重奏曲第11番 ヘ短調 Op.122(作曲・初演:1966年)