音楽枕草子

クラッシク音楽や読書から趣味などの身辺雑記も含め、感想として綴ったblogです。

身辺雑記〜チケット購入 北村朋幹ピアノ・リサイタル

本日土曜日は休日出勤のお客様打ち合わせが遠方&その後が新年会なのでブログ投稿の時間が無いと思いますので、短めの身辺雑記の投稿となります。

リストの「巡礼の年」第1年「スイス」・第2年「イタリア」の全曲をきけるリサイタルのチケットを購入。

リストは人物・作品も含めてそれほど興味がある作曲家ではないのですが、パガニーニと同様で芸術性・音楽の彫琢よりも演奏家の腕(指)のアピール・ピースというイメージがあります。ただ沢山の音が羅列し、音階の上下降をきかせられているようなー

「巡礼の年」をきいたのは、村上春樹氏の著作「色彩を持たない多崎つくると、巡礼の年」を読んでからです。恐らく私のように名前は知っているけれど、この著作をきっかけにきかれたという方は多いのではないでしょうか?

リストの名人芸披露作品とは少し趣が違い、ピアノの鮮やかな音色や心にしみる楽曲があったりと、きかなかったのが勿体無い作品集です(私のきいているのは、定番!?のラザール・ベルマンの全曲ディスクです)

今回、全曲を若手ピアニスト北村朋幹さんが手掛けられるのも期待大です。この地方都市のリサイタルで集客目当てのショパンなどの名曲路線プログラムでいかない、将来頼もしいピアニストではないでしょうか!

また、リサイタルに先駆けてその1ヶ月前にプレ・イベントも開催する北村さんの意気込みが感じられます。この作品に対するレクチャーを受けられるのは良い体験となると思います。

まだまだ馴染みのない曲なのでこれを機会に勉強したいと思います。

プレ・イベントは来週なので楽譜を購入し、来週月曜日には届く予定です。